構造計算を可能にする構造部材

部材、接合部の強度が明確だから
構造計算が可能になる - 構造部材

集成材 写真

集成材

集成材だからこそ、
構造計算を可能にする

SE構法では無垢材の1.6倍の強度を持つ集成材を使用しています。

無垢材は自然素材が故に、強度にばらつきがあり、構造計算を行うには不向きな素材です。

品質が厳しく管理され、一定の強度が保たれた集成材だからこそ、構造計算が可能となるのです。

接合システム 写真

接合システム

断面欠損を最小にした、
地震に強い接合システム

一般的な木造住宅は、接合部に柱や梁をホゾ継ぎするため、断面欠損を招き構造材本来の強度を低下させてしまいます。

SE構法は、大きな揺れに対して接合部が破壊されない技術を追求しました。

独自開発のSE金物を使用した断面欠損の少ない構造によって柱と梁を堅牢に接合し、優れた耐震性能を実現しています。

柱脚 写真

柱脚

在来工法の最大約5倍の
引き抜き耐力を持つ柱脚

SE構法では、主要な柱の直下に柱脚金物を配し、柱と基礎とを堅牢に固定しています。

柱脚金物は、高強度なアンカーボルトにより、基礎に直接取り付けられているので、地震などの横からの力に強く、建物を支えます。

SE金物 塩水噴霧試験 写真

SE金物

100年後も同じ強さを持つ
金物を全棟採用

SE金物は、カチオン電着塗装で何重にもコーティングされています。

約600時間にも及ぶ塩水噴霧試験においても、ほとんど試験前の状態と同じ品質レベルを保ちました。

この試験時間は、標準地域で168年、塩害地域なら100.8年分の負荷をかけた状態に相当し、強度が永続的に保つことを示しています。

Sボルト 説明図

Sボルト

接合強度の高いSボルトを
全棟使用するのはSE構法だけ

地震時において、さらなる安全性を確保するために、SE構法では業界で初めて、全棟Sボルトを採用しています。

これは、従来の金物工法の欠点を克服するために開発された特殊なボルトです。

表面に凹凸加工を施し、木材にねじ込むことによって、引張剛性を格段に向上させました。

通常のボルトの2倍の強さを持つこのSボルトと高強度のSE金物の組み合わせにより、ラーメン構造を実現しています。


SE構法についてより詳しくは、株式会社エヌ・シー・エヌの下記Webサイトをご覧ください。

SE構法.com

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