SE COSTRUCTION METHODSE構法の技術
耐震構法SE構法の強さの秘密を、印象的なビジュアルで分かりやすく85秒にまとめた動画です。
SE構法のテクノロジー
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1.全棟で構造計算を実施
安全をお約束するために、全棟で構造計算を実施 - 立体解析構造計算プログラム
建築基準法では、2階建て木造住宅は構造計算が必須とされていないため、
一般的な木造住宅では壁量計算と呼ばれる簡易的なチェックしか行われていないのが実情です。
しかしSE構法は構造設計のプロが全棟を構造計算しています。構造計算を実現するには、構造を構成するすべての部材の強度がわかり、接合部に強度の基準を持つことが必要です。
SE構法では信頼性の高い部材のみを使用し、接合部の強度を実験等で検証。
それらのデータを元に、立体解析構造計算プログラムを用いて、全ての家の安全性を証明しています。-
鉛直荷重
重さに耐えられるか?
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風荷重
強風に耐えられるか?
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地震荷重
地震に耐えられるか?
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層間変形
建物が揺れやすくないか?
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偏心率
建物がねじれないか?
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剛性率
変形にどこまで耐えられるか?
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解析
各部材、各接合部に加わる力が計算されているか?
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2.地盤と建物をつなぐ基礎から構造計算
地盤と建物をつなぐ基礎から構造計算することで家は倒れない
- FEM解析による基礎設計建築基準法では、2階建て木造住宅は構造計算が必須とされていないため、一般的な木造住宅では壁量計算と呼ばれる簡易的なチェックしか行われていないのが実情です。
しかしSE構法は構造設計のプロが全棟を構造計算しています。
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3.構造計算を可能にする構造部材
部材、接合部の強度が明確だから構造計算が可能になる - 構造部材
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集成材
集成材だからこそ、構造計算を可能にする
SE構法では無垢材の1.6倍の強度を持つ集成材を使用しています。
無垢材は自然素材が故に、強度にばらつきがあり、構造計算を行うには不向きな素材です。
品質が厳しく管理され、一定の強度が保たれた集成材だからこそ、構造計算が可能となるのです。
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接合システム
断面欠損を最小にした、地震に強い接合システム
一般的な木造住宅は、接合部に柱や梁をホゾ継ぎするため、断面欠損を招き構造材本来の強度を低下させてしまいます。
SE構法は、大きな揺れに対して接合部が破壊されない技術を追求しました。
独自開発のSE金物を使用した断面欠損の少ない構造によって柱と梁を堅牢に接合し、優れた耐震性能を実現しています。
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柱脚
在来工法の最大約5倍の引き抜き耐力を持つ柱脚
SE構法では、主要な柱の直下に柱脚金物を配し、柱と基礎とを堅牢に固定しています。
無垢材は自然素材が故に、強度にばらつきがあり、構造計算を行うには不向きな素材です。
柱脚金物は、高強度なアンカーボルトにより、基礎に直接取り付けられているので、地震などの横からの力に強く、建物を支えます。
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SE金物
100年後も同じ強さを持つ金物を全棟採用
SE金物は、カチオン電着塗装で何重にもコーティングされています。
約600時間にも及ぶ塩水噴霧試験においても、ほとんど試験前の状態と同じ品質レベルを保ちました。
この試験時間は、標準地域で168年、塩害地域なら100.8年分の負荷をかけた状態に相当し、強度が永続的に保つことを示しています。
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Sボルト
接合強度の高いSボルトを全棟使用するのは
SE構法だけ地震時において、さらなる安全性を確保するために、SE構法では業界で初めて、全棟Sボルトを採用しています。
これは、従来の金物工法の欠点を克服するために開発された特殊なボルトです。
表面に凹凸加工を施し、木材にねじ込むことによって、引張剛性を格段に向上させました。
通常のボルトの2倍の強さを持つこのSボルトと高強度のSE金物の組み合わせにより、ラーメン構造を実現しています。
SE構法についてより詳しくは、下記のWebサイトをご覧ください。
株式会社エヌ・シー・エヌ「SE構法.com」 -
よく頂くご質問
- Q
SE構法の「SE」とは何ですか?
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A
「Engineering for Safety(工学的に証明された安全性能)」の略です。
安定的な強度の構造用集成材と堅固な接合を可能にするSE金物を用いて、従来木造では困難とされていた構造計算を可能にすることで、地震や台風等の外力に対して安全であることを工学的に証明します。
- Q
なぜSE構法の柱梁には、構造用集成材を使用するのですか?
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A
在来軸組工法において一般に使用される無垢製材は強度性能のバラツキが大きく、性能が安定しません。
一方、構造用集成材は「科学された木材」と言われ、性能が安定しています。構造の安全性を保証するSE構法は部材の信頼性を重視するため、全て構造用集成材を使用するのです。
- Q
構造用集成材は剥離することはありませんか?
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A
構造用集成材の接着性能は安定しており、剥離することはありません。
SE構法の構造用集成材は全てNCNが指定したJAS認定工場で製造されており、また接着剤の塗布管理等を常に検査していますので集成材の接着の信頼性は高く剥離することはありませんのでご安心下さい。
参照サイト:http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/kikaku_48.pdf
- Q
集成材の耐久性はどれくらいありますか?
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A
集成材は120年前に欧州で開発され、1927年建造のコペンハーゲン中央駅では建造当時の集成材が現在も駅舎の構造躯体として利用されています。
現在では接着技術も向上していることも考えると、木材部と同等の耐久性能を有していると考えられます。
参照サイト:http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/kikaku_48.pdf
- Q
構造用集成材の接着剤からの化学物質の揮発は大丈夫ですか?
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A
近年問題視されているシックハウス症候群に対応するため、SE構法ではホルムアルデヒドの放散量がほとんどない、JASで認められた「F☆☆☆☆」等級の安全な集成材を使用しています。
参照サイト:http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/kikaku_48.pdf
- Q
SE構法は火災に強いのですか?
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A
集成材は通常の木材と同じように燃えますが、無垢製材などのように乾燥割れが少ないため「燃え代計算」という設計手法により準防火地域においても室内に梁を「あらわし」仕様で準耐火建築物にすることができます。
参照サイト:http://www.jtccm.or.jp/library/jtccm/public/mokuji11/kikansi/2011-11_kikou.pdf